咽頭(いんとう)は、口から食道までの、喉頭(こうとう)より上に位置する部位の総称です。
3つのパーツに分けることができ、
上咽頭・中咽頭・下咽頭(そのまんまじゃなか〜 笑)となります。
上咽頭の病気としては、には子供のころよく脹れて高熱の原因となるアデノイドがあります。
中咽頭には扁桃腺があり、ウイルス感染して炎症を起こしやすく、咽頭炎や扁桃腺炎などの病気のほか、癌もできやすい部位です。
下咽頭も潰瘍やがんができ易い部位です。喉のあたりの違和感、飲み物、食べ物、つばさえも飲み込むのが困難になる嚥下障害という自覚症状がある場合は、すみやかに精密検査(がんを疑って)をするべきです。
咽頭にはポリープができることはあまりありませんが、潰瘍や腫瘍、悪性腫瘍(癌)ができやすい部位であることは間違いありません。
その原因は、喫煙や飲酒によるものが大きいようです。
いずれにしても、咽頭(いんとう)は、空気や食物が最初にふれる場所であるだけに、さまざまな細菌にもっとも最初に攻撃されやすい部位なので、インフルエンザウイルスにまっさきに攻撃されたり、ポリープが発生するだけでなく、クラミジアや炎症、感染症を起こすこともあります。
症状は、喉の痛み、腫れ、発熱など風邪?と思い勝ち。
でも、何週間も治らない、思い当たるフシもある(潜伏期間は1〜2週間)・・ということなら、クラミジアを疑って、自宅でできる検査をしてみることをお勧めします。
また、夏のプール時期にこどもさんの病気として要注意なのが、咽頭結膜炎です。名称としては、プール熱という俗称のほうが通りがいいかもしれません。
これはアデノウイルスという細菌が、プールの水やタオルなどを介して、のどに感染し、高熱、喉の痛み、目の結膜の充血などのひどい症状を引き起こします。抵抗力のないこどもさんだとたいへんつらい病気ですから、親御さんが充分に気をつけてあげましょう。
喉の異常にはまずポリープを疑う。用心するに越したことはありませんが、あまりに心配しすぎは逆効果です。正しい知識をもって、冷静にポリープに対処していきましょう。


